災害時支援協力助産師登録のお願い
わが国は自然災害大国といわれていますが、近年の災害状況をみると、いつ・どこで、台風・豪雨・豪雪・洪水・地震・津波・火山噴火等の予想を超えた災害が発生してもおかしくありません。
日本助産師会では、現在、地域連携を含めた都道府県レベルでの災害対策の体制整備を推進しています。しかしながら神奈川県助産師会では、会員の安否確認や有事の際に母子支援活動に参加できる助産師の把握も不十分な状況です。これからは本会も、日本助産師会や神奈川県・各市町村と連携しながら災害対策の充実を図っていく必要があります。
本会の災害対策委員会は、今年度より県下7地区(川崎、横浜、相模原・県央、鎌倉・逗葉、横須賀・三浦、湘南、西湘)から災害対策担当者を選出し、10月に第一回目の担当者会議を開催いたしました。各担当者は、次年度からは委員会メンバーとして、各地区の情報を共有し意見を交わしながら活動していく予定です。
現在、本会と神奈川県とは災害協定の締結に向けての協議中です。また2019年度神奈川県大学発政策提案制度において、昭和大学の「神奈川県における災害時の妊産婦・母子支援対策の整備」が採択されました。2020年度・2021年度は、昭和大学・神奈川県・神奈川県助産師会と三位一体の協働事業となり、本会の災害対策の取り組みは格段に充実していきます。
助産師が、その専門性を発揮し地域の妊産婦や女性とその家族を支援するためには、県や各地区の助産師会が行政との協定を結んでいくことが大切です。それに向けた準備の一つとして、支援活動に協力できる人員を募ることになりました。有事の際には、家族や職場や地域のことを優先しなければならない事態も十分に考えられますが、支援協力の意思がある方はぜひご登録をお願いいたします。
規約
災害時支援マニュアル 災害時協力助産所
親子のための防災コンパス(冊子) 親子のための防災コンパス(リーフレット)
神奈川県助産師会の登録方法
- 登録用紙にご記入のうえ、神奈川県助産師会事務局に郵送・メールで送付
- ホームページの申し込みフォームからのご登録
~登録をすると~
- 災害支援のスキルアップを図る研修のご案内をいたします。
- 神奈川県助産師会のビブス(ゼッケン)をお渡しいたします。
- 登録者のメーリングで災害に関する情報を提供いたします。
- 県下自治体の要請に応じた助産師派遣やボランティア等、支援活動が必要な際にご協力いただきます。(ただし、支援活動は任意です)
- 登録者の名簿は、当会と各地区委員とで安全に管理し目的以外の使用はいたしません。
- その他詳細は改めてお伝えいたします。
~登録内容変更はこちら~
登録した内容を変更する場合は、災害時支援協力助産師変更届フォームへ入力していただくか、変更届にご記入の上、事務局へメール添付、またはFAXでお送りください。
その他お願い
今後、神奈川県助産師会会員全員の安否確認ができるように連絡網を作成していく予定です。詳細は改めてご案内いたします。
併せまして、皆様のご協力をお願いいたします。